テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと、だそうです。
一般社団法人日本テレワーク協会

※「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語


現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、週に1回テレワークで在宅勤務をしております。

元々デスクトップPCを置いていたスペースは小学生になった長男のランドセル置き場のために使うことにして、デスクトップPCは床下へ移動しテレワーク用として活用することになりました。

IMG_8997(改) (2)

まだ片付いていませんが、ひとまずテレワークで使用できる状態になりましたので、高基礎の床下空間はこんな使い方もできますよ、ということでご紹介します。

無題

階段の近くにちょうどいいスペースがあったので、居室からのアクセスも考慮してこの場所に決定。

電源は、ワークスペース周辺にコンセントがないため、床下空間内の他のコンセントから延長コード+電源タップで調達しました。

LANは無線に切り替えたので、若干不安定ですがインターネット環境も問題ありません。

IMG_1028

照明が適度に設置され明るい床下。

普段、床下に用事がある時は前かがみで移動するので腰に結構負担がかかるのですが(短時間なので問題ありません)、いったん椅子に座ってしまえば、天井とのクリアランスも確保されており、窮屈な感じはありません。

IMG_1832

増えてきたマンガ類も、居室から片付けやすいように床下へ降りる階段から一番近い場所に本棚を設置しました。






その他、カラーボックスは床下の別の場所に置いてあったものを再利用、事務用椅子はリサイクルショップで中古で110円(税込)でした。


実際にテレワークで使用してみた感想は、

・居室と空間的に完全に別れているので、意外と落ち着いて仕事に集中できる
・適宜休憩を入れることで、圧迫感や閉塞感は気にならない
・居室で電子レンジを使うと、無線LANが途切れる(居室でも同様ですが)
・スラブにずっと裸足で触れていると足が冷えてくる
・トイレ等の排水音にちょっとびっくりする

夏は、床下ACは稼働しないか除湿(再熱除湿)状態なので、ある程度快適に過ごせると思いますが、冬は、床下AC稼働中は床下内全体が気温30℃以上&湿度30%以下になるので、長時間連続で過ごすにはツライかも知れません。

あと、設計中はワークスペースとしての利用はあまり検討していなかったので、コンセントの位置がちょうどいい位置になく、少し工夫が必要でした。


家族構成や間取りにもよりますが、小さな家の場合は独立したワークスペースを設けるのが難しいケースがあるかも知れません。

もし独立したワークスペースが設置できるなら、その方が間違いなく快適だと思いますが、床下ワークスペースはありかなしかで言ったら今のところ全然ありです!


ちょっとオシャレさに欠けているので、今後こんな感じに近づけるようにもう少し改善していきたいです。
(誰に見せる訳ではありませんが…笑)

IMG_1833
荻曽根のエスネル完成見学会より