お久しぶりです、妻です。
突然ですが、「幼虫」お好きですか…?
(この後、幼虫の画像が出てきます。苦手な方はそっと閉じてください。)


私は新潟県中越地方の自然豊かな町で生まれ育ちました。
子供の頃はイナゴ、コオロギ、カマキリ、トンボはもちろん
自宅の畑にカブトムシの幼虫がいたので素手で触っていました。


ところが今では全く触れません。
見るのも苦手です。
そんな私が少し勇気を出して頑張ったので忘れないように記録します。



我が家には4種のシンボルツリーがあり、
“木さん達”と呼んで家族みんなで愛でています。
(ソヨゴ、アカシデ、イロハモミジ、アズキナシ)



<朝>
玄関アプローチの階段に無数の「金魚のえさ」のようなものが落ちていることに気がつく。
大きさは2mmほど。
何だろう、心当たりが全くない。
数が多くて気持ちが悪いので水で流す。
流したけれど階段には謎の茶色のシミが残る。


<夕方>
玄関アプローチの階段近くに植えているイロハモミジに幼虫を発見。
トゲトゲしていて変な形(失礼!)


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(どこにいるか見つけられますか?)



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(ひゃー)


<夜>
朝に発見した「金魚のえさ」のようなものが気になり検索開始。
ほどなく、幼虫の糞の可能性が浮上。
トゲトゲして変な形のあいつしかいない。


あいつの正体を知るため意を決して画像検索。
「イラガ」の幼虫だと判明。
彼らのことを調べてみる。
・刺されると強い刺激を感じいつまでもビリビリする
・頭上から落ちてきて刺されるケースがある
・卵は葉裏に産み付けられることが多い
・1度に20~30匹ほどが孵化
・孵化したばかりの幼虫は団体で行動する(駆除するならこのタイミングが良い)
・6~9月頃に幼虫が発生
・冬になると繭をつくる



危険すぎる。
子供達が家に出入りする時に、何かの拍子で上から落ちてきたら大変。
急いで対策を調べると同じような経験をした方のブログに辿り着く。
その方は取り急ぎゴキジェットで退治していたので我が家も真似てみることに。


とにかくすぐに退治したかったので、夫の帰宅を待ってゴキジェットを買いに薬局へ。


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(たくさん買いました)



今すぐ退治したいので夫に頼むのではなく自分でやることに。
長袖、長ズボン、長靴で準備万端。
背が届かないため、少々お行儀が悪いけど階段の手摺に上り、スプレー噴射!


プシューーーーー!!


応援してくれる長男。
爆笑する夫。
次男は就寝中。



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(非常にお見苦しい写真ですみません)



噴射するとすぐにポトポト地面に落下。
でも落下を確認できたのは5匹くらい。
あの糞の量を考えたらまだまだいるはず…


一晩待って、明日早朝に回収することに。



<翌朝>
あいにくの雨だけれど合間を見て回収開始。

息絶えていても素手で触るとトゲが刺さるので割りばしを利用。
長男が外遊びで触ったら…雑草取りの際に触れてしまったら…
恐怖なので入念に地面を確認。


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(何匹か写ってますね。PC板が茶色のシミだらけ)



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(ひゃー)



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(ひゃー)



結果、20匹ほど回収。
大きさは5mm~20mmとかなり個体差がある。
今は葉をたくさん食べてどんどん大きくなる時期なんでしょう…


実際にイロハモミジの葉がたくさん落ちている。
色はきれいな緑色なのに葉が5分の1程しか残っていないものや、
ほとんど跡形もなく、食べ終わりました!みたいな状態のものなど。


もっと早い時期に気がついて対策していれば…
ごめんね…


心配なのはイロハモミジへの影響。
イラガを退治したのにゴキジェットの影響で枯れてしまったら…涙
しばらく様子見です。




植物を育てた経験が乏しい私と夫。

虫が付いたとしてもそれは自然の摂理だからね、なんて話していましたが
人間にも危険が及ぶ虫が付くとは想定していませんでした。
それによく考えたらシンボルツリーの葉が食べつくされてしまったら悲しい。

所有したのであれば、やっぱり適切な管理が必要だと再認識しました。