2019年5月12日(日)大安
上棟式を執り行いました。
天気は快晴、爽やかな風がとても気持ちの良い日でした。

数日前まで基礎までしか出来ていなかったのに、もう屋根まで掛かっていることに改めて感動しました。

家を見上げる妻と息子
当日の詳細は、エスネルデザインさんのブログにお任せ(笑)するとして、上棟式を終えて感じたことを書いてみたいと思います。
【網川原のエスネル‐20】晴天の上棟式!「家の長寿命化は愛着から。」
■上棟式やって良かった!
「上棟式」とは、もともとは骨組みが完成した区切りの時期に、ここまで無事に工事が進んだことへの感謝と完成を祈願する儀式でしたが、現在は儀式という側面は薄れ、建物の完成を願いつつ、つくり手側と施主側との親睦を深めるためや、大工職人、工事関係者をねぎらうために行われることが多いそうです。
最近は簡略化のため、上棟式を行わない家も多いと聞きます。
我が家の場合は、実際の上棟日と上棟式の日がズレていたので、応援大工さんをはじめ作業に携わってくださった方への感謝やねぎらいの気持ちは、上棟当日に直接お伝えすることができました。
そのため「上棟式」を行う必要は薄かったかも知れませんが、それでも我が家はやって良かったと思っています。
Ag-工務店の社長さん(現役の大工さん)の祝詞(のりと)奏上、四方固めの儀も、厳かな雰囲気で気が引き締まりましたし、お酒撒きに参加させていただき、とても良い思い出になりました。
上棟式終了後、大工道具の使い方の説明をしていただき、社長さんが指矩(さしがね)や玄翁(げんのう)を扱う姿がすごくカッコ良かったです。
■思ったより大きい!
地縄が張られた時は、とても小さく見え若干不安に思ってました。
(ネット情報でも、「地縄張りの段階ではかなり小さく見える」との情報が多かったですが、やはり不安に思うものです)
延床面積は25坪程度(吹き抜けを入れても28坪程度)と一般的な住宅よりもかなり小さいのですが、上棟後の外観はとても大きく見えました。
ちなみに、我が家は基礎の高さが一般的な住宅の3倍はありますが、各階の天井高を抑えていること&屋根の勾配が緩いため、建物最高高さは一般的な住宅と変わりありません。
内部は、まだ壁が無くスカスカの状態ということもあり開放感が凄かったです(笑)
勾配天井もとても良い感じでした。
■隣家と離隔が取れていてGOOD!
かつて古家が建っていたころは、隣家との間隔が狭く人ひとりやっと通れるぐらいのスペースしかありませんでした。(境界線まで各々50cmぐらい?)
お互いの家が非常に近いので、日も当たらなければ風通しも良くなさそうだったので、薄暗くコケっぽい?ジメジメした感じで近付きたくない印象でした。
上棟して家の形が出来上がったのを見て、両サイドに余裕があり風通しも多少は良くなると思うので、日ごろのメンテナンスで家の周りを見回ったりしやすい(心理的な抵抗が少ない)ように感じました。
また、何十年後かの修繕の際にも自分の敷地内で足場が組めるのでお隣さんに迷惑をかけなくて良いです。
■上棟式を終えて
設置場所はまだ決まってませんが、またいつの日かこの幣束を目にする時、上棟式の日のことを思い出すでしょう。
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