先日(9月4日)、建築士さんから3Dパースが送られてきました。

3Dパースは、これまで数か月間建築士さんと作り上げてきた平面図が立体になり、それをどの角度・どのアングルからでも見ることができ、実際に家が建った時の様子をリアルに感じることができました。

とても感動しましたし、今まで悩みながら進めてきた方向性で良かったんだと少しホッとしました。

この手のソフトは使ったことがなくまだまだ操作が慣れないですが(PCのスペック不足もあり)、パースを毎日色んな角度から見て楽しんでいます。

建築の知識のある方や立体にすごく強い人(?)以外は、おそらく平面の図面だけでは素材感も含めた実際の家がなかなかイメージできないと思いますので、とても嬉しいサービスだと感じました。

むしろ、基本設計時は図面と合わせて3Dパースの提示は必須と言えるかも知れません。

お気に入り
シンプルな外観と植栽の緑がとても合っているように感じます。


3Dパースを見ていて、平面の図面を見ているだけでは気が付かなかったことに気が付きました。

例えば外観では、

・基礎の高さが周りに圧迫感を与えてしまいそう
 (天井高を抑えているので建物高さ自体はそこまで高くないはず…)
 → 外壁をもう少し下まで張ったら良いかも…?

・南面の窓が大きいので家族の間(リビング)への外部からの視線が気になりそう
 → 植栽による目隠しだけでは限界がありそう…?

・下屋の柱の位置が邪魔になりそう
 → 平面図を見ていただけでは気が付かず3Dだから気が付きました

・南面窓が大きいので夏は簾を外に下げたい
 → 2階窓に庇があった方が良いかも…でもFIX窓だとどうしようか?

その他色々ありますが、おいおい建築士さんと相談したいと思います。


一番印象に残ったのは、家と緑(外構)の関係です。

3Dパースで外観を見ていた時に、緑(外構)がないと、非現実的な「未完成の家の外観」を見ている印象でしたが、緑(外構)があると急に現実的に感じ、その家での「暮らし」が見えてくるような気がしました。

最近の住宅は、あまり外構にお金と手間をかけないのが世の中の流れかなと思っておりますし、現に私も同じように考えております。

ただ、緑のある無しで外観の印象が大きく違いますし、一軒一軒の家が街の景観を作っていくと思いますので、管理しやすい樹種(落葉しない、あまり大きくなり過ぎない、虫が付きづらい、等)を少数植えたいなーと思っています。

外壁が無塗装の木の鎧張りなので、数年後経年変化でシルバーグレーになった外壁と木の緑の相性はとても良さそうです。

外観2
緑がないと何だか寂しい


実は、建築士さんとはまだ正式に設計契約を結んでいません。※近日予定

3Dパースをイチ(ゼロ?)から作るのはとても大変そうでしたが、苦労して作ってくれた3Dパースを見て、これからも安心して設計を進めていけると確信しました。

今後の詳細設計がとても楽しみです(^^)