その1の続きです。

各プランの良いところ気になるところを整理してみます。

■プランA(奥行3.5間)
○ オーソドックスでベーシックなプラン
○ 現況古家の玄関位置とほぼ同じなので、周囲の家に違和感を与えない
× 特になし ← 重要

■プランB(奥行3.5間)
○ 2階全体がLDKでとても広く使える
○ 家族それぞれが居場所があって適度な距離感で過ごせそう
○ 道路からの視線を気にしないで良い+眺望が良い
× 上り下りの頻度が高く、上り下りが不快(おっくう)に感じる恐れ
× 一般的ではないので、採用に勇気が要る

■プランC(奥行3.5間)
○ 南面をフルに使って日当たりを確保することができる
○ アプローチが長いので雰囲気の良いワクワクする仕掛けができれば面白い
× アプローチのすぐ横に隣家の壁が迫っており、開放感がない
× 防犯上、道路から見えにくい玄関は避けた方が良いとの意見がある
× アプローチのすぐ隣が隣家の居室の可能性がある(話し声や足音)

■プランD(奥行4間)
○ ほぼプランAと同じだが洗面脱衣室が広い
× 面積が大きいのでプランAと比べて200~250万程度高くなる


私たち夫婦はどちらかと言うと保守的な考え方で、「無難」な選択をすることが多いです。

プランB、プランCはそれぞれ素晴らしい点があるのですが、気になる点もありました。

当初プランAは、プランB、プランCに比べ無難であまり面白くないなあという印象でしたが、よくよく考えるととても住みやすく使いやすそうな間取りだと感じるようになりました。

今の生活よりも快適に暮らしたいと思って家づくりをしている人が多数だと思いますが、不快なことが少ないこと=快適と考えると、プランA(またはプランD)が私たちには合っているのかな、という結論に至り、プランA(またはプランD)の考え方を基本に進めることにしました。


改善点としては、洗面脱衣室で化粧+ドライヤー+室内干しを快適にできるようにすることでした。

そのために、プランDの選択肢が有力だがプランAで実現可能であれば一番良い。
(おそらく1坪の洗面脱衣室では役不足と思われました)

その旨を建築士さんに伝え、再度修正プランを書いていただけることになりました。