その2の続きです。


FPさんの紹介で出会った建築士さんの考える家は、これからの時代に合ったものだと感じました。

(とても感銘を受けたブログ記事へのリンクです)





元々第1候補に考えていた設計事務所出身のため、ぜひ採用したいと思っていた、

・高い基礎(建築基準法の遵守、耐久性、床下収納)
・床下AC暖房(快適性、高い基礎により基礎内を清掃可能であること)
・超高断熱高気密(将来の燃料費高騰への備え)
・自然素材(木の外壁、無垢の床材等の材料特性を熟知していること)

についても、理論・実務共に長けているので心配ありませんでしたし、工事の施工を行わない純粋な「設計事務所」であることも安心感がありました。

(純粋な「設計事務所」の良さについては別の機会に書いてみたいと思います)

そして何より一番の決め手は、建築士さんとのメールのやりとりの中にありました。

(独立を決めた理由として)※一部抜粋、加工あり
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(少し大げさな表現ですが)
「『前職場』の思想を次世代に継いで行く使命」のようなものを感じたからです。
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建築士さんの『前職場』の設計する家は今でも大好きでファンの一人ですが、私たちの家は、これからの世代を担っていく若くて優秀な技術者に任せたいと思いました。

私たちと世代が近いということは、価値観も共有しやすいし、お互い伝えたいことがスムーズに伝わると思います。

特に、フルタイムの共働きが当たり前の働き方や、子育てに関することは、30代以下と40代以上では価値観が大きく異なると思いますし、それらは家の設計に重要な要素だと考えます。

加えて、ご自分の考えや設計思想をブログにしっかりと残し、ブログを長期間継続して発信され続けていたことで、何を大事に設計しているかが分かり、とても素晴らしいと感じました。
(私もブログをやってみようかなと思ったきっかけでもあります)



今の時代は、インターネットの普及で個人一人一人が情報を発信できる時代であり、情報を取得する側も、自分に最も合ったものを自分で判断して選択できる時代です。

たまたま見つけたFPさんのHPをきっかけに、建築士さんが独立した直後のタイミングで土地が見つかったのは、まさに「ご縁」があった、ということになるのかなと思っています。


以上、長くなりましたが設計依頼先を決定するまでについて書いてみました。