2018年4月

2016年春から始まった土地探しは難航しました。
希望エリアは近年特に人気のある地域で、価格も高騰していました。


バブルと言っていいほどの高騰ぶりで、なかなか希望に合う土地が出てきません。

希望に合うというより、そもそも物件が全然出てこないのです。

毎日何回もサイトをチェックし、会員専用の情報も登録してましたが、良い土地が出たと思ってすぐに買付を出そうとしても、「先約あり」の回答ばかりで心が何度も折れそうになりました。
(なぜか3番手が多かったです)

希望エリアは半分諦め、もう少し範囲を広げて土地探しをしていた時に、希望条件に近い古家付きの土地(現況渡し)に出会いました。

妻に確認のうえ、すぐに仲介業者に連絡を取り1番手を取ることができました。

お世話になっているFP(ファイナンシャルプランナー)の方に解体業者さんを紹介してもらい、解体費の見積もりをいただき、現地調査の結果アスベスト心配もないということでいよいよ買付を提出しました。

◆良かった点
・価格(適正な坪単価、解体費込でも資金計画内で収まる)
・準防火地域でない(追加予算不要、窓の設計自由度が高い)
・日当たり(南向き)
・大きさ、形状(間口が広い、隣地と離隔1m以上確保できる)
・静かな環境(交通量少ない)
・幅員6m(駐車時のストレスが無い)
・私道が住民共有ではない(責任の明確化)
・小学校区(第2希望)
・職場に近いこと(徒歩圏内)
・自治会がそれなりに活発であること(見守り隊など)
・妻の了解(一番大きい)

◆妥協した点
・水害リスク
 → 高基礎で少しでも抵抗できれば…
・地耐力不足、液状化リスク
 → 地盤改良費を計上(希望エリア周辺で地盤改良の不要な土地は少ない)
・接道が公道(道路法上の道路)でない
 → 10年に1回の大雪は人力で頑張ります
・第1希望の小学校区ではない
 → 一番悩みましたが妥協しました
・駅が遠く電車の積極的利用が困難
 → バス停が近いので何とかなるかな…

ある程度妥協した点もある中で、最終的な決め手はこの土地を見送った時に後悔すると思ったから。

早く家を建てたかった(息子に実家というものを作ってあげたい)のと、大きさや形、向き、幅員が希望どおりで、また、古家が建っていたおかげで配置計画の想像がしやすく、直感的に希望どおりの家が建てられそうと感じたのも決め手だったと思います。